シーニックバイウェイとは風光明媚なという意味の“scenic”と寄り道・脇道という意味の“byway”を組み合わせた言葉で、アメリカに既存の制度を参考に、魅力あるドライブルートを整備して個性豊かな美しい地域づくりや旅行者の印象に残る旅を提供しようと言う試み。なかでもシーニックバイウェイ北海道は7本のルートを設定して新しい観光サービスに取り組んでいる。
日本風景街道(シーニック・バイウェイ・ジャパン)は自然、歴史、文化、風景などをテーマとして、「訪れる人」と「迎える地域」の豊かな交流による地域コミュニティの再生を目指した、美しい街道空間の形成を基本方針としている。日本風景街道 熊野(シーニックバイウェイ紀南)など全国96ルートが登録。
景観やシーンの意味の形容詞、“scenec”と寄り道や脇道という意味の“by-way”を組み合わせた言葉、シーニックバイウェイはアメリカで先行的に取り組まれている制度。魅力あるドライブルートを整備して、地域の発展や観光資源を活性化させようと言う試み。雄大な自然景観が点在し、クルマやバイクの旅行者による観光が増加する傾向にある北海道では7つのシーニックバイウエイルートを指定して個性的な観光ドライブルート作りに取り組んでいる。
●東オホーツクシーニックバイウェイ

世界自然遺産に制定された知床と阿寒国立公園をエリアに含む、東オホーツクシーニックバイウェイは「ロマンティックヒーリング〜風を感じて走る道」をテーマに掲げ3つのステージを設定している。
オホーツク海沿いに伸びる「知床・流氷ステージ」では、冬季にやってくる流氷をフューチャー、沿岸を白く埋め尽くした流氷のうえで休むアザラシをウォッチングできるなどが魅力。「知床・山岳ステージ」では羅臼岳や斜里岳、硫黄山などの雄大な山岳風景を繋ぐ。「知床・田園ステージ」では、地平線に広がる北海道ならではのビッグスケールの田園風景を貫く。ルートに沿った拠点ポイントとして「道の駅」が点在しており、休憩や食事のスペースとしてだけでなく、地域の物産やイベント情報も紹介して観光客の人気を集めている。
「シーニックバイウェイ北海道」には、上記に紹介した「東オホーツクシーニックバイウェイ」の他にも、魅力的な6つのルートがある。
●函館・大沼・噴火湾ルート
北海道の玄関口、函館が起点。異国情緒が感じられる町並みや箱館山の夜景、活気ある朝市の賑わいなどを中心に。カヌーや乗馬の大沼公園と噴火湾を繋ぐルート。
●支笏洞爺ニセコルート
支笏湖、洞爺湖とニセコアンヌプリの美しい湖と秀峰、火山に出会えるルート。支笏洞爺国定公園、ニセコ積丹小樽国定公園を走る。
●大雪・富良野ルート
地平線の果てまで広がる紫のラベンダー畑を抜け、北海道最高峰の大雪山から十勝岳連峰を走る。
●釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ
ラムサール条約に認定されている釧路湿原の貴重な自然と摩周湖や阿寒湖などの神秘的な湖沼が点在するダイナミックなルート。
●萌える天北オロロンルート
海に沈む夕日の名所、北海道西北部の日本海沿岸を走るルート。荒々しい断崖や広大なサロベツ原野を縦断。
●宗谷シーニックバイウェイ
日本最北端の宗谷岬や秀峰利尻富士を繋ぐ日本最北の道。礼文島のウニ、利尻島の昆布など海鮮グルメ海道でもある。