ラピスラズリは神秘的な石で、群青(瑠璃)色の中に金色や白の破片がきらめき、まさに天空の世界をイメージさせます。古代より世界各地で「神聖なる石」と呼ばれ、邪気を払う効果を持つ強力なパワーストーンとして装飾品や神事に使われました。日本でも瑠璃と呼ばれて愛され、正倉院にもラピスラズリの装飾品がみられます。
成分:ラズライト、ソーダライト、アウイン、ノゼアン、カルサイト、パイライト等の混合鉱物。硬度:5〜5.5。和名:瑠璃(るり)。原産地はアフガニスタン。他シベリア、チリ、カナダ、米コロラド州など。9月もしくは12月の誕生石。

ラピスラズリ( Lapis Lazuli)は青金石と呼ばれる群青色の鉱物で、星を思わせる金色の部分は黄鉄鉱、白く見える部分は方解石などが混入した、複数の鉱物からなる青い石です。この群青色は青色顔料のウルトラマリンブルーの原料になりました。ラピスラズリは古代エジプトやメソポタミア文明のころから「聖なる石」として扱われてきた、世界で最も古い石のひとつといわれます。ラピス(Lapis)はラテン語で「石」の意味、ラズリ(Lazuli)は「青」や「空」を意味するペルシャ語の「lazward」が語源で「群青の空の色」をあらわしています。日本では産出しませんが、シルクロードを通じて伝来し、奈良正倉院の宝物庫にラピスラズリの装飾品が納められています。また仏教の七宝のうちの瑠璃と呼ばれ、空海はこの瑠璃を守護石としていました。洋の東西を問わず、古代より装飾品、工芸品や宗教儀式用の道具、また鮮やかな青の顔料、薬や化粧品などにも用いられ、強力なパワーと美しさを秘めた石として人との深い関わりを築いてきました。
◯ ラピスラズリのアクセサリー 一覧
ラピスラズリは、水晶とともに古代エジプト時代から用いられて来た世界で最も古く強力なパワーストーンで、ツタンカーメン王の黄金の棺の装飾にも使われています。そのパワーは頭脳の働きを活性化して知性を増すといわれ、判断力や決断力、インスピレーション能力を高め、心の邪念も退けるといわれます。思索のサポートをしてくれるので、試験に合格したい人や、企画力が欲しい人、クリエイターなどにぴったりの石ともいわれています。ラピスラズリは愛と美の女神アフロディーテとも関係が深いので、恋愛や美肌にもパワーを発揮するほか、邪気や怒りや嫉妬なども払いのけて危険を回避、幸運を呼び込んでくれます。ヒーリングパワーにおいては視力を回復させ、心臓と脈拍を安定、てんかん、うつ、流産などに効果があるとされています。ラピスラズリの鉱物としての特性は、圧力や熱に非常に弱く、酸やアルカリなどにも大きな影響を受けるので取り扱いには注意が必要です。濃紺の夜空を思わせるような神秘の石をブレスレットやネックレスにして、ラピスラズリのミステリアスな魅力とパワーを楽しんでみられてはいかがでしょう。