太陽光発電住宅は自宅の屋根などにソーラーパネルを設置して発電した電力を家庭で使用し,余剰電力を電力会社に売電するシステムです。設置には国や自治体の補助金制度も設定されています。太陽光発電住宅の基礎知識をまとめました。
電力の安定供給や環境問題が重視されている今、クリーンで枯渇しない太陽エネルギーを利用する太陽光発電住宅が注目を集めています。自宅の屋根などにソーラーパネルを設置して、太陽の光を電気のエネルギーに変換し、家庭の電力として照明器具や家電などに使用します。
住宅用ソーラーシステムを導入すると、リビングなどに設置したモニターで月ごとや年間の発電量をチェックできるので、省エネに対するモチベーションもあがり、エコ意識が高まるのも大きなメリットのひとつです。

設置する地域や屋根の形状などにより、発電量は異なってきますが、太陽電池の容量1kwあたりの年間発電量はおよそ1000kwhです。
通常の家庭で導入するソーラーシステムは3〜4kwのシステム設置が一般的です。1世帯当たりの年間消費電力量は5500kwh程度なので、3kwのソーラーシステムを設置すれば、全使用量の55%を太陽光発電で賄える計算になります。
太陽光発電で作った電気は、電力会社と契約をしておけば売り買いをすることができます。昼間は発電した電気を自宅使用し、余った分を電力会社に売る(売電)ことができます。2009年11月より、太陽光発電システムの設置から10年間は電力会社の買い取り価格が全国一律48円/kwhと、それまでの24円/kwhの2倍になっています。
また曇りや雨の日など太陽が出ていないときは発電量が下がってしまいますが、そういうときの不足分は電力会社から買って(買電)使用できます。ですから、あまり発電できない時も電気が使えなくなる心配はありません。これらの電気の売買は自動でおこなわれるので、その都度面倒になることはありません。
太陽光発電住宅の導入は環境にやさしいため、国も導入を補助しています。平成22年度の補助金制度では1kwあたり7万円が補助されています。
また、気になる太陽光発電システムの機器の寿命ですが、これは設置の諸条件によって異なってきますので一概に何年くらいとは言えません。一般的には20年くらいで減価償却できて元が取れると言われています。太陽光発電システムには駆動部分が少なく、メンテナンスも簡単なので、他の発電システムに比較すると長寿命な発電システムです。
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